TDOD決闘考察
20th ANNIVERSARY LEGEND COLLECTIONに
劇場版「遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS」のカードが様々収録されるそうです。
再録が決まる前に、作中の決闘の考察を始めていたので、祝再録記事!なんて言うと後付け甚だしいですが、深夜テンションというやつにまかせてツイートとして投下していたものをまとめておこうと思います。
この記事をたたき台として決闘考察が進むとうれしいです。
本ページの内容は版権元の見解ではありません。
海馬VSソリビアテム
黒魔術のヴェール
眼前の「奴」が本当の姿ではないもの、見せかけのものと海馬は理解してるからこそ、黒魔術のヴェールからブラック・マジシャンが出てくる。
— みはま (@Imasarc) 2019年1月28日
黒魔術のカーテンのリメイクカード、黒魔術のヴェールですが、
リメイクだから似た名前なんでしょ?と立ち止まらないで行きましょう。
何故その名前が与えられているのかを考えることも、和希先生の書く決闘を考察するヒントになります。(原作戦いの儀などはわかりやすいです)
身代わりの闇
身代わりの闇、バーチャルの相手に対峙する自身の道化ぶり、対峙してるアテムを自身の記憶の道化と思ってしまう感情を振り払っているとみた。
— みはま (@Imasarc) 2019年1月28日
祝OCG化。
ツイートの数日後にOCGのカードとしてリリースが発表されました。
✨遊戯王オフィシャルカードゲームは、今月2月4日に20周年を迎えます✨
— 【公式】遊戯王OCG (@YuGiOh_OCG_INFO) 2019年2月1日
【2/9(土)発売 20th ANNIVERSARY LEGEND COLLECTION】✨『身代わりの闇』収録✨商品HPはこちら👉https://t.co/6xaUKZRxd9 pic.twitter.com/cknQaXcxGV
「身代わりの闇」なる「いかにも」な名称のカード。
既存のカードではない、映画初出のカードです。
ということは、カード効果デザイン次第では、ただ破壊効果を無効にするテキストのカードとして作中に登場させることもできたでしょう。
しかし、ここでは海馬のデッキから「闇・道化師のサギー」が破棄されることが「あえて」描かれているのです。
ここには考察の余地が十分にあるのではないでしょうか。
何故そのカードにその動きが与えられているのかを考えることも、和希先生の書く決闘を考察するヒントになります。(原作戦いの儀などはわかりやすいです)
時空鎖
記憶の道化に対する道化な自分という思いを振り払って、ブラック・マジシャンを破壊し、勝利を収めようとするも、タイムチェーンによって破壊することが叶わない。
— みはま (@Imasarc) 2019年1月28日
ツイートの日本語力が怪しい。
ここでは「時空鎖(タイムチェーン)」の名称はそもそもイメージさせるパワーが強いので、カードの動きの方に着目していきました。
原作闘いの儀において、遊戯は、一度はアテムの神に敗れ、次に相打ちを演じ、魔術師師弟のカードに勝利、そして、神を上回って見せた。
— みはま (@Imasarc) 2019年1月28日
しかしこのデュエルにおいて真青眼は、自身の力でブラック・マジシャンを破壊することが叶わないんですよね。
海馬が闘いの儀に同席してなかったにせよ、破壊、粉砕することで越えてみせるという思考はあるという仮定
— みはま (@Imasarc) 2019年1月28日
ディメンションミラージュで明確になりますが、対してるのは結局記憶の「奴」。
— みはま (@Imasarc) 2019年1月28日
時(記憶)に縛られても、そこには越えるべき存在=アテムは居ないんですよね。
ブラック・マジシャンが存在しないも同じになるのはその比喩か。
時鎖ではなくて時空鎖なんだよなあ
(武藤遊戯が作中で「ブラック・マジシャン」をどのように扱っているかという観点と併せて、私はこの映画において「ブラック・マジシャン」はアテムの比喩として描かれていると考えています)
同時に真青眼が消えるのは、海馬の果たしたいアテムへの勝利が、ブラック・マジシャンを越えることでもあるからでは。
— みはま (@Imasarc) 2019年1月28日
この時点では、BMはミラージュではなくてヴェールの存在。そして道化であることを振り払っているので青眼でこのBMを粉砕して越えたいし、他カードは粉砕する意味が無い。
エルフvsカイザーブラッドヴォルスのシーンが海馬のモノローグになり、ブラック・マジシャン復帰からそれが終わるのは、その証左では。
— みはま (@Imasarc) 2019年1月28日
(実際は全部モノローグという…)
モノローグの始まるタイミングと終るタイミングに気づいた時は鳥肌モノでした。
ブラマジの居ない二ターンくらいしかモノローグ入れる位置ないじゃん!ってだけかもしれませんが…ね
(実際はこの決闘が最初から最後までモノローグともいえるでしょうが…)
モノローグと言えば、この映画、核心のセリフを人物がモノローグで語ろうとすると、邪魔が入って続かなかったり、他の人間にカメラが動いてしまったり、他の人物のモノローグが重なって聞こえなくなったりします。(藍神君が襲われてたり、藍神君のモノローグが演説中に挿入されたり…)
ディメンション・リフレクター
ディメンションリフレクター発動で、なぜ「貴様…」と言ったのか
— みはま (@Imasarc) 2019年1月28日
①それが自身の伏せカードに敗北する戦術だから
②真青眼で粉砕する前にブラック・マジシャンが異次元(除外)に行ってしまったから
(アテムと自分のオーバーラップ)
③対峙してる相手が鏡(自分)である事を突きつけるものだったから
①戦術(「所詮俺の記憶映像に過ぎない」)
②カードの動き(効果)
③カードの名称、イラスト
後の武藤遊戯vs海馬戦と併せて、この映画では、「ブラック・マジシャンが除外される」という描写に気を付けて観たほうが良いと思いました。
次更新があるとしたら、
武藤遊戯vs藍神、海馬vs藍神を飛ばして、
武藤遊戯vs海馬戦になると思います。
海馬は、後半の武藤遊戯戦でもブラック・マジシャンそのものを破壊させて貰えないんだなあ
— みはま (@Imasarc) 2019年1月28日